開発虎ノ門コンサルタントの歩み

[1953〜]

株式会社として創立した我が社の成長と変身

昭和32年5月に技術士法の制定によって、諸官庁から指名入札制度の下、コンサルタント業務が増加した。社団法人ではこれら業務の入札に参加する名分に疑を生ずるに至り、昭和38年3月1日に「日本開発技術コンサルタント株式会社」を設立し協会を挙げて新会社に参加した。昭和39年5月29日には社名を「開発コンサルタント株式会社」に社名を変更して、昭和40年2月19日に建設コンサルタント登録(第77号)を行い、平成19年2月1日には「株式会社虎ノ門コンサルタンツ」から事業譲渡を受けて「開発虎ノ門コンサルタント株式会社」に社名を変更して今日に至っている。

 会社創設の目的は、日本開発技術協会として行ってきた業務について、対社会的に姿勢を正すことが第一義であった。併せて営業範囲を拡大して、社業の発展向上を図るためである。要約すれば「クライアントも専門分野も特定せず、あらゆる意味での総合建設コンサルタントを目指す」と云う、その規模にしては大志をたてたものである。

 なお、我が社のように公益法人から創立した会社は、財団法人建設技術研究所(現株式会社建設技術研究所)、社団法人復興建設技術協会(現株式会社復建エンジニアリング等の復建会社)があり、建設コンサルタント会社誕生の一形態と言える。

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